学生時代のクラスメイトとの楽しい時間、未来への希望、そして淡い初恋…。 映画『女子高』は、そんな青春時代を謳歌していた仲良し6人組が、卒業から7年後の同窓会で起こった事件をきっかけに、最も輝いていた女子高時代を振り返りながら、事件解決への糸口を見つけようとする“新感覚”の青春ミステリーサスペンスとなっている。
 主人公・高橋香月役は、本作が映画初主演となる峯岸みなみ(AKB48)。国民的アイドルグループAKB48の中心メンバーとして活動する傍ら、TV・ラジオと幅広く活躍している峯岸だが、本作では普段お茶の間に見せる笑顔を封印し、本格ミステリーに初挑戦している。物語の鍵を握る転校生・橘美冬役には、映画『劇場霊』(15)での熱演が記憶に新しい高田里穂が務め、観るものにミステリアスな印象を残す。その他にも、泉はる、中山絵梨奈、北山詩織、寒川綾奈、潮美華、冨手麻妙ら期待の若手俳優がそれぞれ個性的な同級生役を演じており、次世代を担う同年代の若手俳優陣の演技合戦も見所のひとつである。
 メガホンをとるのは、俳優、脚本家、劇作家、演出家とマルチな才能を活かし活動を続ける山本浩貴。2011年に自身が所属する劇団PU-PU-JUICEにて上演された舞台の映画版となる本作では、その設定を踏襲しつつも全く新しい世界観で描いている。